3月・4月は「感染拡大防止強化月間」(町長メッセージ⑧)
本県では、1月に新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受けて、県独自の「緊急事態宣言」が発令されました。不要不急の外出自粛や飲食店の20時までの時短営業要請、県外との往来自粛など県民の協力により、感染の拡大が抑えられたことから、2月8日には「感染拡大緊急警報」に引き下げられました。そして、3月になり、新規感染者ゼロの日が続き感染は抑えられている状況です。本町でも、1月20日以降感染者はなく、町民の皆様のご協力、ご理解に感謝申し上げます。
さて、全国的に感染状況は沈静化しつつありますが、3月・4月は、卒業式や入学式、就職、転勤、歓送迎会、そして花見などのイベントの季節となり人の往来が活発な時期となります。このような時期を迎える中での「感染拡大緊急警報」の解除であることから、県は再度の感染拡大を防ぐため、3月・4月を「感染拡大防止強化月間」と位置づけました。コロナが沈静化しつつあるとはいえ収束したのではなく、ようやく高齢者へのワクチン接種が始まろうとしていることや変異株の拡大から、当分の間警戒を緩めるわけにはいきません。
県は、県外との往来について感染拡大地域や感染流行地域への不要不急の往来自粛、その他の地域については、感染防止に十分注意することを。また、会食は、大人数、長時間は避け「宮崎モデル」(みっつの密を避けて、やめよう大声、ざ席は間隔をあけて、きれいに手指消毒など)の徹底を求めています。特に、年度末や年度初めに歓送迎会、新歓コンパ、飲食に繋がる謝恩会や花見及びこれに類するものについては自粛を要請しています。イベントは、国基準を準用(声だしは50%未満、声なし拍手は100%)し、高齢者施設・障害者施設の面会は、感染対策を徹底のうえ、人数・時間を最小限にすることとしています。皆様のご協力・ご理解をお願いします。
5月の中旬から高齢者に向けてワクチン接種が始まる予定です。本町には、4月26日の週に約500人分のワクチン(2回接種用)が配布される計画です。その後定期的に交付される予定ですが、今のところ未定です。まずは、75歳以上の高齢者に4月上旬クーポン券を送付し、予約の受付を開始します。予約、問い合わせ等については、健康管理センターにコールセンターを設け対応します。集団接種会場は、役場西側の「多目的スポーツセンター」を予定しています。また、集団接種会場へ来れない人には、個別接種での対応等、希望される方全員が、ワクチン接種できるよう配慮しますのでご安心ください。
日毎に春を感じさせる陽気となり、1月の「あぜ焼き」の野原や堤防から新緑が見られるようになりました。ステイホームではなく、外で身体を動かしたい季節です。しかし、これからの日常も「ウィズコロナ」であり、注意喚起しながらの活動となります。まだまだ予断を許さない状況だとの認識で行動しましょう。最後に、町民の皆さんのご健勝とご活躍を祈念して町長メッセージとします。
令和3年3月8日 三股町長 木佐貫 辰生
- 県全域を「BA.5対策強化地域」に指定(町長メッセージ㉒)
- 県独自の「感染拡大緊急警報」(赤圏域)を延長!! (町長メッセージ⑲)
- 「まん延防止等重点措置」の解除及び県独自の「リバウンド防止強化月間」への移行を受けて(町長メッセージ⑱)
- 都城・三股区域のまん延防止等重点措置の指定を受けて(町長メッセージ⑰)
- 都城市・三股町圏域の感染急増圏域(赤圏域)の指定及び「オミクロン株の市中感染」を受けて(町長メッセージ⑯)
- 都城・三股圏域の感染警戒区域(オレンジ区域)指定を受けて(町長メッセージ⑮)
- 県全域に「緊急事態宣言」を発令(町長メッセージ⑭)
- 新型コロナ「感染拡大緊急警報」の発令を受けて(町長メッセージ⑬)
- 新型コロナの第5波に備えて(町長メッセージ⑫)
- 県独自の緊急事態宣言発令を受けて(町長メッセージ⑩)
- 新型コロナウイルス感染症の都城市・三股町の感染警戒区域(オレンジ区域)指定を受けて(町長メッセージ⑨)
- 3月・4月は「感染拡大防止強化月間」(町長メッセージ⑧)
- 「緊急事態宣言」(県独自)の解除は、安全宣言ではない(町長メッセージ⑦)
- 県下全域の感染拡大緊急警報の発令及び都城・北諸県圏域の赤圏域化を受けての町長メッセージ⑥
- 町内における感染者発表を受けての町長メッセージ(8月17日現在)⑤
- 県の「感染拡大緊急警報」を受けての町長メッセージ④
- 緊急事態宣言解除後の町長メッセージ③
- 新型コロナウイルス対策についての町長メッセージ②
- 新型コロナウィルス対策についての町長メッセージ①