県全域に「緊急事態宣言」を発令(町長メッセージ⑭)

県は11日、全国及び本県の爆発的感染拡大から、5日発令の「感染拡大緊急警報(レベル3)」に変え、より厳しい行動要請を伴う「緊急事態宣言(レベル4) 」を県下全域に発令しました。期間は、31日までの予定です。全国では毎日1万人以上の感染者数が報告され、本県でも7月27日以降は2桁の感染者数で推移。8月は今日までの累計で396人、12日は61人に上ります。本町でも、7月以降14人の陽性者が出ました。

 

このように、県内において感染者が激増しており、クラスターも発生しています。8月以降に確認された陽性者の8割がデルタ株と確認され、感染力の強いデルタ株への置き換わりが急速に進み、深刻な状況です。今回の緊急事態宣言は、人の往来が多くなるお盆休みに向けて、県内での感染爆発を防ぐため、強いメッセージとしての発令です。

 

県独自の「緊急事態宣言」で要請内容は、次のとおりです。
原則、外出自粛~日常生活圏内で過ごしてください。
原則、県外との往来自粛
原則、県外からの来県自粛
④イベントの開催制限~収容率50%以内かつ上限5000人以下
⑤会食の制限~4人以下、2時間以内で家族など身近な人と
⑥高齢者施設等の面会制限
⑦テレワーク、時差出勤の奨励
お盆休みに向けて~同窓会や親族等の集まり・会食は控えて

 

町では宣言を受けて、次のとおり対応します。
①町主催の会議・イベント等については、参集人員、場所、感染対策等を考慮し開催の是非を判断します。
②ワクチン接種については、感染対策を徹底してこれまでどおり実施します。
③体育施設と公民館施設は開設しますが、本日から8月18日利用の新規受付は停止します。また中学校の部活とスポーツ少年団の活動は、8月18日まで休止とします。文化会館、図書館は、感染対策を徹底して開館します。
④放課後児童クラブ、認定こども園、保育園等は、従来どおり開設します。

 

町民の皆さんには、緊急事態宣言の行動要請を守りながら、健康に配慮した日常を送っていただきたいと考えます。原則、外出自粛を要請していますが、閉じこもりは不健康のもとです。日常生活圏の中で身近な人との交流や運動などに配慮し、心身の健康管理に努めましょう。また、ワクチン接種は、感染拡大防止の切り札です。接種へのご理解、ご協力をお願いします。厳しく困難な夏となりましたが、皆さん一人ひとりの自覚が感染予防対策です。第5波の早期収束を願って町長メッセージとします。

 

令和3年8月12日

三股町長 木佐貫 辰生

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