石橋

 1.梶山橋

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概略

  梶山橋は、橋の長さ31.6m、幅3.2mで、梶山地区と中野地区を結ぶ石橋として昭和16年(1941)11月に建設されました。大小二連のアーチ橋で、水面に映るその姿から通称「めがね橋」とも呼ばれます。『日向地誌』によれば、石造橋が架設される前は板橋で「以屋ヶ淵板橋」という名称が見えます。

 2.轟木橋

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概略

  轟木橋は、橋の長さ28.35m、幅3.4mです。轟木橋は、昭和16年(1941)頃、台風によって旧石橋が崩壊したため、昭和18年(1943)3月に全面改築されました。一連のアーチ橋ですので、別名「太鼓橋」とも言います。

 長田峡

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概略

  長田峡は、大八重乱レ淵から梶山の矢ケ淵まで10kmにも及ぶ長い峡谷です。峡谷の壁面は、写真のように入戸火砕流堆積物(溶結凝灰岩)が露出しており、その状態を観察することができます。今から約3万年前に起こった姶良カルデラの噴火によって噴出した姶良Tnテフラ(AT)の主体が入戸火砕流堆積物であり、このテフラが南九州各地にシラス台地を形成しました。姶良カルデラは鹿児島湾北部にある火山活動によってできた大きな窪地で、テフラとは溶岩を除いた火山噴出物全般をさし、広義には火山灰のことです。

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