「ご長寿おめでとうございます。」(町長祝辞)

今年も敬老の日が参ります。ご長寿おめでとうございます。人生の先輩である皆様には、三股町及び地域の発展のため、それぞれの立場でご尽力を賜っており心から感謝申し上げます。皆様のご支援とご尽力、そして地の利を活かした「まちづくり」により人口は増加し、若い世代の多い町として成長を続けているところです。

 

今年もコロナ禍で、長寿を祝う「敬老会」が開催できないのが残念です。直にお会いし、祝辞を述べたいところですが、新型コロナの全国及び県内の感染状況や感染力の強いインド由来のデルタ株の蔓延により、より一層の警戒が必要なことから各集落とも中止の判断に至ったものと考えます。

 

この夏は、全国及び県内の新型コロナの感染爆発により、本町で催される恒例の六月灯や夏祭り、盆祭りなどが中止となり、寂しい夏となりました。まだまだ、収束の気配がないことから、これまで同様の感染対策である、マスク着用、手指消毒、三密回避(密閉、密接、密集)、換気などに努めることが必要です。また、不要不急の県外との往来は、当分の間自粛をお願いします。

 

ところで、三股町の人口は、国勢調査によれば昭和45年(1970年)14,699人から令和2年(2020年)25,595人まで50年間増え続けています。この間、約1万人住民が増えるとともに、文化会館、図書館、元気の杜の建設、体育館、公園、道路、上下水道などの社会インフラや学校などの教育施設、保育園・幼稚園・老人施設などの社会福祉施設の整備、交通網として「くいまーる」の運行、農林商工業の振興など、社会の発展・変化とともに本町も大きく躍進しているところです。

 

本町は、平成の大合併に抗して単独町制を選択しました。事務事業の見直しや定員の適正化、機構改革などの行財政改革を断行し、「花と緑と水のまち」「文教の町みまた」「アスリートタウンみまた」の3つをスローガンにまちづくりに取り組んでいます。ずっと住み続けたいまち、住んで良かったと言われる街づくりに引き続き取り組みますので、皆様のご支援、ご理解を宜しくお願いします。
終わりに、皆様の更なるご長寿を祈念しまして祝辞といたします。

 

令和3年9月吉日   
三股町長 木佐貫 辰生

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