新型コロナワクチンの集団接種について(町長メッセージ⑪)
町民の皆さまはコロナ禍の中、希望の灯である「ワクチン接種」を待ち望んでおられることと思います。町では、75歳以上の高齢者を対象に5月12日から、65歳以上75歳未満の皆さんには6月1日から「ワクチンの集団接種」を実施しています。多くの方が事前に予約され、当日は予約に従いスムーズに接種が進んでいるところです。これもひとえに、町内クリニック・病院の医療スタッフの全面的な協力・応援の賜物と感謝申し上げます。また、町役場職員や派遣職員などの皆さんが懇切丁寧に対応しているのも大きな支えとなっています。
重症化を防ぐとともに、感染予防にも効果があるといわれるワクチン接種は、「自分の命を守る」ことと同時に、「家族や周囲の人の命」を守ることにも繋がります。以前の日常を取り戻すため、可能な限り接種をお願いします。ただし、接種に不安・心配のある方は、かかりつけ医に相談されることをお勧めします。ワクチン接種では、翌日に接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、筋肉痛が見られる場合があるといわれていますが、通常数日内には治るとされています。過度に恐れずに、ワクチン接種に臨んでほしいと思います。
65歳以上のワクチン接種が7月末で終了することから、次は、「60歳以上65歳未満の方」「高齢者施設の従事者」および「16歳以上60歳未満で基礎疾患のある方」の接種となります。60歳以上65歳未満の方には、クーポン券(接種券)を今月中旬までに届ける予定です。「集団接種」か「かかりつけ医療機関での個別接種」かを選択できますが、基礎疾患のある方は、原則、かかりつけ医療機関での個別接種となります。60歳未満の皆さんには、ワクチン接種の動向を見ながらクーポン券を送付する予定です。希望される全員への接種に努力していますので、焦らずにお待ちください。
ワクチン接種は「感染予防の切り札」と言われていますが、多くの皆さんが抗体を持つまでには、時間がかかります。それまでは、これまで同様、「マスク着用」・「3密回避」・「手指消毒」・「ソーシャルディスタンス」・「会食は4人以下」などの感染予防対策は継続していきましょう。現在、本県での第4波は抑えられつつありますが、7月からはオリンピック・パラリンピック、県内では国文祭・芸文祭など人流が活発となることから、より一層の警戒が必要となりそうです。皆さんのご理解・ご協力をよろしくお願いします。終わりに、ワクチン接種が引き続きスムーズに進行することを期待して町長メッセージとします。
令和3年6月4日
三股町長 木佐貫 辰生
- 「ご長寿おめでとうございます。」(町長祝辞)
- 県全域に「緊急事態宣言」を発令(町長メッセージ⑭)
- 新型コロナ「感染拡大緊急警報」の発令を受けて(町長メッセージ⑬)
- 新型コロナの第5波に備えて(町長メッセージ⑫)
- 新型コロナワクチンの集団接種について(町長メッセージ⑪)
- 県独自の緊急事態宣言発令を受けて(町長メッセージ⑩)
- 新型コロナウイルス感染症の都城市・三股町の感染警戒区域(オレンジ区域)指定を受けて(町長メッセージ⑨)
- 3月・4月は「感染拡大防止強化月間」
- 「緊急事態宣言」(県独自)の解除は、安全宣言ではない
- 県下全域の感染拡大緊急警報の発令及び都城・北諸県圏域の赤圏域化を受けての町長メッセージ
- 謹賀新年