国民健康保険制度とは

 私たちは、いつ、病気やけがに襲われるかわかりません。そうした時に備えて日ごろからお金を出し合い、医療費に充てようという相互扶助を目的とした制度が、健康保険です。

国民皆保険制度 

 わが国の医療保険制度は、健康保険と国民健康保険を中心とし、これに加えて特殊な職域の従業員を対象とした船員保険、各種の共済保険があり、国民の誰もがどれかの制度によってカバーされるというのが国民皆保険制度(強制加入制度)です。国民皆保険体制は昭和36年4月に確立しました。
 国民健康保険に加入する場合には、健康保険の未加入期間がないように資格を取得します。例えば社会保険の資格喪失日が8月1日だけど、届出が遅れて12月1日になってしまった場合に、国保の資格取得日は8月1日になります。もちろん保険税も取得日からかかります。

住所地主義

 国民健康保険は各市町村が保険者となりますので、三股町内に住んでいる方は、三股町の国民健康保険に加入することができます。外国人の方も日本国に1年以上滞在すると認められるときは、国民健康保険に加入することができます。
また、例外ですが就学するためや施設・病院に入所・入院するために転出した場合には三股町の国保に加入します。

世帯主義

  国保の加入は世帯ごとにおこない、世帯主が届出の義務を負います。そして、保険税は世帯単位で計算されます。

納税義務者

 国民健康保険では、原則として住民票上の世帯主が納税義務者となり、保険税を納付することになります。

擬制世帯

 家族の中で国民健康保険の加入者がいる場合には、世帯主が国民健康保険の加入者でない場合でも世帯主が納税義務者となり、保険税を納付していただきます。(この世帯を「擬制世帯」とよびます。)

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