謹賀新年

明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、町制の円滑な運営、推進にご支援、ご協力を賜り心から感謝申し上げます。
 
アベノミクス効果の表れか、大企業の業績回復、株価の上昇等で、景気が上向き傾向にあるようです。また、東京オリンピック誘致成功で未来が明るい様な気がしています。そして、地方でも、特に公共事業での仕事は確実に増えていますが、全般的には緒に就いたとの印象です。是非、経済を本格軌道に乗せて欲しいと思います。「地方が元気、よって、国が元気」との気概で、国は景気対策を最重点事項として取り組んで頂きたいと思います。
 
さて、今年も本町は次の3点を中心テーマとしてまちづくりに取り組みます。
まず、第1点目は、子育てと教育です。本町は、教育に熱心な町で、「米の倉」より「頭の倉」といわれるほど、子弟の教育に意欲的で、多くの有為な人材を輩出してきました。「まちづくりは、人づくり」と言われます。そして、「人づくりは教育から」との思いで、更なる子育て環境、教育環境の整備・充実に努めてまいります。 
 
2点目は、スポーツ環境の整備です。本町には、アスリートとして全国で活躍したスポーツ選手が大勢います。中でも、三股中学校の、剣道、駅伝は、全国大会の常連校であります。これらの伝統を引き継ぎ、更なる発展を目指して、「アスリートタウンみまた」づくりに取り組みます。健康は、宝物です。「健康づくりは、スポーツから」のスローガンで、気軽にスポーツに親しむ場づくりやスポーツイベントの充実・発展、そしてスポーツ施設の整備を計画的に実施したいと考えています。
 
3点目は、災害対策の強化です。昨年、この管内では、大きな自然災害はありませんでした。しかし、全国では、台風、地震、集中豪雨、竜巻など自然災害が頻発しています。防災・減災対策、自主防災組織や防災士の育成、災害時要援護者などの災害弱者対策など取り組むべき課題があります。町民の安全・安心、信頼に応えるため、「常在危機」の覚悟で、普段から備えます。
 
以上の三つを中心テーマと位置づけながら、高齢化に伴う、空き家や空き店舗対策、中心市街地の活性化、過疎対策、ゴミの減量化、6次産業化などの課題にも積極的に取り組みます。「自立と協働で創る元気な町みまた」を目指して果敢に挑戦しますので、皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い致します。
終わりに、皆さまにとって、今年が素晴らしい年であらんことを祈念し、年頭の挨拶と致します。

平成26年元旦
三股町長 木佐貫辰生

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