1月の出来事(あれ・これ)

今年の正月は、たいへん暖かく穏やかな毎日でした。このまま暖冬かなと思いきや、中旬から全国的な大寒波に見舞われ、本町においても厳しい冬の到来により水道管の凍結・破裂する被害が起こりました。何年か振りの雪にも遭遇しながら、いろいろなイベントに参加しました。1月の恒例の行事である成人式、新春あいさつ会、出初式、県市町村対抗駅伝競走大会など盛会裏に終了することが出来ました。ただ、2週連続による雨の影響で「あぜ焼き」が出来なかったのが残念でした。
 
年初めの恒例行事となった5日の「新春あいさつ会」が、町内の商工業者や民主団体、行政などの多くの皆さんの参加で、盛会裏に開催されました。「町の活性化は人々の交流から」をテーマとし、町外からの参加もあり、賑やかで楽しい2016年のスタートとなりました。今年は、地方創生実践の初年度であり、計画を一歩ずつでも着実に実行に移し、前に進めたいと考えています。このためには、公民連携が重要であり、「あいさつ会」は、その一歩となるものです。
 
リベンジとして挑戦した11日の第6回県市町村対抗駅伝競走大会は、町村の部で23チーム中2位・6位・14位で、優勝旗の奪還はなりませんでしたが、3チームエントリーは、宮崎市に続く出場数で「アスリートの町」を発信することができました。また、区間賞も3個獲得しました。小学生から一般の12名で構成するチーム編成は、選手の力量を見極めた選手選考であり、さすがだと思います。反省会では、前田利保監督のもと、更なる飛躍を各自誓ったところです。
 
24日は、記念すべき日となりました。大寒波の到来で雪が降りしきる中での「第1回みまたん霧島パノラマまらそん」が開催されました。これまでのチャレンジランを継承発展させ、町内の主要道路を走るハーフマラソンを新種目とする大会です。当日は、最高気温1.3度ながら、沿道では多くの町内外の方々の大声援が大会を盛り上げ、また中継所では、多数の小中高生や町民のボランティア、各自治公民館の「もてなし」や太鼓、ラッパなどの応援がランナーの背中を後押ししました。また、本会場での温かい豚汁、焼肉、ご飯の振る舞いが好評で喜ばれました。関係した多くの皆さんに感謝と敬意を表します。大会は、地方創生の一環で「アスリートタウンみまた」を町内外へ発信出来たと考えます。
 
本町では、1月下旬が次年度予算の町長査定です。相変わらず、厳しい財政状況の中での査定です。雇用の場の創出や交通インフラの整備、子育て・教育環境の充実、中心市街地の再整備、過疎・空き家対策、高齢者の居場所づくりなど、課題は多岐にわたります。限られた財源を有効活用し、的確な施策の展開により皆さんの期待に応えられるよう、今年も「自立と協働」の理念で頑張ります。ご指導、ご鞭撻を宜しくお願いします。

平成28年2月3日
三股町長 木佐貫辰生

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