新春の出来事

インフルエンザ(1月3日)
私事で恐縮ですが、初めてインフルエンザにかかりました。孫から娘へ、そして我ら夫婦へと感染。正月早々で、新年の行事が多い時期に5日間の謹慎を宣告された以上、休息し回復に努めなければなりません。行事は決定事項であり、副町長以下の面々にお願いすることとなります。欠席するのは不本意ながら、インフルエンザでは仕方がないと開き直ることにしました。病気になって健康の有りがたさをあらためて実感いたしました。特に、夜半の喘息気味の咳込みには参りました。普段からの手洗いやうがいの励行に努めねばと思います。
 
第9回宮崎県市町村対抗駅伝競走大会(1月14日)
今回から、「三股魂で頑張るぞ!」と結団式などで雄叫びを上げる米田氏が監督として指揮を執ることとなりました。前監督の前田氏は、顧問の立場で児童の育成に尽力されています。今年も3チーム編成して大会に臨み、Aチームが見事町村の部で連覇を果たしました。わが町の強さは、総合力です。選手達は向上心にあふれ、「チームみまた」のためそれぞれが責任を果たそうとする心構えが結果に結びついています。次回は、中学生女子の出場枠が設けられる予定であり、本町の強みをますます発揮できそうです。
 
第4回みまたん霧島パノラマまらそん大会(1月27日)
1704名がエントリーしたマラソン大会が、素晴らしい天候のもと盛大に開催できました。第3回まで、天候不順で全く見られなかった霧島連峰を会場からくっきりと眺めることができました。ハーフマラソンの部には、712名が参加し、沿道からの熱い声援を背に完走を目指しました。幹線ロードを使ったイベントを開催するには、町内外の皆さんの理解と協力が不可欠であり、警察署や自治公民館、中・高・大学の生徒や学生、商工会などの経済団体、スポーツ関係者、自主ボランティアなどなど多くの皆さんの協力・応援の賜物です。心から感謝いたします。出場者からは、「もてなし」や沿道の応援に感謝の言葉が多数届いており、主催者冥利に尽きます。
 
児童虐待と統計不正問題
ここ最近、連日ニュースに取り上げられているのが、児童虐待と統計不正問題です。統計不正は命と直接かかわる問題ではありませんが、国の信用問題であり、施策決定の重要資料であることから事実究明とともに責任を明確にし、再発防止、信頼回復に努めて欲しいと思います。再発防止と言えば、昨年3月に目黒区で5歳の女児が父親の虐待で死亡しました。残された子供のメモ「おねがいゆるして」は、両親への痛切な願いであり悲鳴です。今年1月の小4女児虐待死と全く同様な事件です。学校、教育委員会、児童相談所の対応の不備・連携の欠如と指摘されていますが、一自治体の問題とすることなく、全国で発生している喫緊の課題であり国を挙げて取り組む最優先テーマです。本町でも町政の重要課題として情報把握・連携・対策に意を尽くしたいと考えます。
 
文化の祭典(2月9・10日)
第一部「童謡祭り」、第二部「文化芸能祭り(歌詠み会)、第三部「元気祭り」の三部からなる第19回文化の祭典が今年も、盛大に開催されました。童謡祭りには、ゲストとして都城少年少女合唱団が登場し、童謡をメドレーで披露し、美しい歌声に聞き入りました。各部門とも町民主役の舞台で、日頃の練習の成果を幼児から高齢者まで精一杯披露していただき、いつもながら楽しいステージです。大きなホールの舞台に立つのは勇気のいることですが、出演者の堂々とした身のこなしはスマートで、回を重ねた成果の一つです。この取り組みがますます充実発展することを願っています。
 
この時期は、三寒四温の天気です。年度末や新年度に向けて多忙な毎日でしょうが健康には十分留意したいものです。

 
平成31年2月20日 
町長 木佐貫辰生

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