謹賀新年

明けまして おめでとうございます。町民の皆さまには、平成27年の新春を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。
年末は、衆議院選挙・県知事選と、これからの国・県の進むべき方向を示す、重要な選挙がございました。こと私に限れば、昨年9月から、町長として2期目の町政を担わせて頂くこととなり、その責任の重大さに、身の引き締まる思いであります。今後とも、引き続き皆さまのご指導、ご鞭撻をよろしくお願い致します。
 
さて、昨年の日本経済を振り返ってみますと、消費増税の影響があった一方、大企業の業績回復、株価の値上がり、有効求人倍率の上昇などから、都市部では景気が上向き傾向にあるようです。しかし、円安の影響で、物価上昇、燃費の高騰、中小企業の資材高騰など、厳しい局面もございます。また地方では、景気回復の実感に乏しいところであります。ぜひ、「地方が元気、よって国が元気」との意気込みで、政府は地方経済を活性化し、地方の景気回復につなげてほしいと思います。
 
昨年は、次の3点を中心テーマとして、町政に取り組みました。まず、第1点は、子育てと教育で、保育園の改築等の子育て環境の充実や、ICTを活用した学校教育の環境整備に努めました。第2点は、スポーツ環境の整備で、「アグレッシブタウン基本構想」にのっとり、パークゴルフ場の増設や、西部体育館建設の実施設計を行いました。第3点は、災害・防犯対策の強化で、防災行政無線のデジタル化や、防犯灯のLED化に取り組みました。これらの事業は、皆さまのご理解、ご協力により、順調に進捗しているところであります。
 
また、一昨年から、町の特産品をお礼の品とする、「ふるさと納税」の充実・強化に努め、本町のPRに積極的に取り組んでいます。そして昨年4月に実施しました、「高額寄附者に宮崎牛1頭分の肉プレゼント」が、大反響を呼びました。これは、本町の肥育農家が、全国和牛能力共進会枝肉の部において、2大会連続日本一になった成果といえます。このように、ふるさと納税は、本町の特徴や特産品などと、結び付けることで、町をPRする絶好の手段であり、今後も充実・発展させたいと考えています。
 
今年も、昨年同様、子育てと教育、アスリートタウンみまた創り、災害・防犯対策の以上3点を主要テーマとしながら、「高齢化に伴う空き家や空き店舗対策」「中心市街地の活性化・過疎対策」「ごみの減量化」「6次産業化」などの課題にも積極的に取り組みます。また、国の地方創生、「まち、ひと、しごと創生本部」の施策・動向を注視してまいります。「自立と協働で創る元気な町 みまた」を実現するため頑張りますので、皆さまのご支援を宜しくお願い致します。終わりに、皆さまにとって、今年も素晴らしい年であらんことを祈念し、年頭の挨拶と致します。

 平成27年元旦
三股町長 木佐貫辰生

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