「令和5年敬老会」(町長祝辞)
本日「敬老の日」を健やかに迎えられたことを心からお喜び申し上げます。皆様には、三股町や地域の発展のため、それぞれの立場でご尽力を賜りました、これまでのご労苦ならびにご尽力に心から感謝申し上げます。
さて、今年の敬老会は、4年ぶりに開催されるところが多いようです。新型コロナウィルスの感染症法上の位置づけが5類となったことから、人の動きが活発となりました。ここ3年間は、マスク着用、移動自粛、3密回避やワクチン接種など、皆さんの協力の下で新型コロナ対策を実施してまいりました。ようやく、いろいろな行事やイベントが復活しつつあります。
今年の夏は、本町でも恒例の六月灯、夏祭りや盆祭りなどが、コロナ禍以前の規模で再開されました。開催に慎重な自治公民館もありましたが、ようやく以前の日常が戻りつつあると感じています。「まちの活性化は人の交流から」と言いますので、人の動きや社会経済活動が活発になることを期待しています。
ところで先日、「街の住みここちランキング2023・宮崎県版」が発表され、三股町が4年連続1位に選ばれました。2位は宮崎市、3位は都城市でした。本町は「生活の利便性」、「交通の利便性」、「行政サービス」、「治安・防災」や「親しみやすさ」などで高い評価を受けています。この結果は、皆様方のご努力・ご尽力の賜物でありますので、今後も町民の皆様に幸せを実感していただけるようなまちづくりに取り組んでまいります。
なお、町や社会福祉協議会では、長寿の秘訣は健康第一との考えから、高齢者の皆さんが交流するサロン活動を応援するとともに、健康教室を町武道体育館や各集落で開催しています。すでに参加されている方も多いと思いますが、サロン活動や健康教室は、生きがいづくりにも繋がり、健康寿命を延ばす手段でもあります。多くの皆さんが参加されることを期待しています。
終わりに、各地区で敬老会を企画・準備されました自治公民館長をはじめ、関係役員の皆さんに感謝するとともに、敬老者の皆様の更なるご長寿を祈念しまして祝辞といたします。
令和5年9月吉日
三股町長 木佐貫辰生