10月1日から10月7日までは全国労働衛生週間です
10月1日から10月7日までは全国労働衛生週間です
全国労働衛生週間は、労働者の健康管理や職場環境の改善など、労働衛生に関する国民の意識を高め、職場での自主的な活動を促して労働者の健康を確保することを目的としたもので、昭和25年に第1回が実施されて以来、今年で第76回目を迎えます。
宮崎県内の状況をみると、業務上疾病による被災者数は令和6年において134人で、前年から7人(5%)減少しています。一方、定期健康診断の結果によると、脳・心臓疾患につながる「血中脂質」「血圧」「血糖」「心電図」の項目をはじめ、何らかの所見を有する労働者の割合が令和5年から1.4%増加し、全国平均値59.4%を超える60.6%となるなど、注意が必要です。
全国の労働者の健康をめぐる問題では、過労死等事案の労災認定件数は、令和6年度に全国で1304件となっており、このうち、精神障害による労災認定件数は1057件と過去最多となっている状況です。
このような状況を踏まえ、宮崎労働局は、労働者一人一人が安全で健康に働くことのできる職場環境の実現を目指し、令和5年度から「宮崎労働局第14次労働災害防止推進計画」をスタートさせ、本計画において8つの重点事項を定め、労働災害防止対策を進めております。
労働者の健康確保を図るためには、本週間を契機に各事業場が必要な安全衛生情報を収集し、労働衛生活動を推進するとともに、労働者自らも職場の健康管理活動の中から自身の健康状況の把握と改善に努めることが重要です。
スローガン
上記のような背景を踏まえ、本年度は、
「ワーク・ライフ・バランスに意識を向けて ストレスチェックで健康職場」
をスローガンに、以下の期間に実施されます。
期間
本週間「10月1日から10月7日まで」
準備期間「9月1日から9月30日まで」
それぞれの職場で、労働衛生の意識高揚を図り、自主的な労働衛生管理活動を進め、誰もが安心して健康に働ける職場環境を築きましょう。
全国労働衛生週間に関する問い合わせ
宮崎労働局 労働基準部 健康安全課
電話:0985-38-8835