認知症とともに生きる希望宣言 ・・・ 一足先に認知症になった私たちからすべての人たちへ
認知症とともに生きる希望宣言 とは?
「認知症とともに生きる希望宣言」とは、認知症とともに暮らすご本人一人ひとりが、自らの体験と思いを言葉にしたものです。希望をもって前を向き自分らしく暮らし続けることを目指し、2018年11月、一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループ(JDWG)が表明しました。
認知症とともに生きる希望宣言
「認知症とともに生きる希望宣言」は、わたしたち認知症とともに暮らす本人一人ひとりが、体験と思いを言葉にし、それらを寄せ合い、重ね合わせる中で、生まれたものです。
今とこれからを生きていくために、一人でも多くの人に一緒に宣言をしてほしいと思っています。この希望宣言が、さざなみのように広がり、希望の日々に向けた大きなうねりになっていくことをこころから願っています。
1. 自分自身がとらわれている常識の殻を破り、前を向いて生きていきます。
2. 自分の力を活かして、大切にしたい暮らしを続け、社会の一員として、楽しみながらチャレンジしていきます。
3. 私たち本人同士が、出会い、つながり、生きる力をわき立たせ、元気に暮らしていきます。
4. 自分の思いや希望を伝えながら、味方になってくれる人たちを、身近なまちで見つけ、一緒に歩んでいきます。
5. 認知症とともに生きている体験や工夫を活かし、暮らしやすいわがまちを、一緒につくっていきます。
詳しくは、こちら (一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループ JDWG)
認知症本人大使「希望大使」
厚生労働省では、認知症の人本人からの発信の機会が増えるよう、7人の認知症本人の方を「希望大使」として任命しています。「希望大使」には、国が行う認知症の普及啓発活動への参加・協力、国際的な会合への参加、 認知症とともに生きる希望宣言 の紹介等に取り組んでいただいています。
また、全国それぞれの地域で暮らす認知症の人と共に普及啓発を進める体制を整備し、発信の機会を拡大することを目的として、都道府県ごとに「地域版希望大使」を設置することを目指しています。「地域版希望大使」には、認知症サポーター養成講座の講師であるキャラバン・メイトへの協力、都道府県が行う認知症の普及啓発活動への参加・協力等に取り組んでいただきます。
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