職員心得10か条を策定しました

町民が幸せと感じる役場を目指すために、働く職員もそれを目指す必要があります。
町長を含めて職員全員が同じ方向を向いて仕事を進めるために、職員心得10か条を令和3年2月17日に策定しました。

 

一般論

1.あいさつがすべての基本

すべての始まりはあいさつから。より良い人間関係を築く第一歩です。
あいさつは、①自分から先に ②明るくはっきりと ③笑顔で しましょう

2.身だしなみは人のため

相手に不快感を与えない服装や振る舞い(身だしなみ)は、接遇の基本です。
TPO(時・所・場合)に応じた身だしなみを心掛けましょう。

3.感謝の気持ちを忘れず、謙虚に生きる

わたしたちが今日あるのは、家族や友人、周りの人の支えのおかげです。
常に周りの人への感謝の気持ちや思いやりを持つことが大事です。
驕(おご)ることなく謙虚に生きよう

4.損得ではなく善悪で判断し、人間として正しいことを貫く

自分の損得だけを考えて判断するのではなく、他人を助ける「利他の心」を持って行動することが、最終的に自分の幸せにつながっていきます。

仕事論

5.町民目線を大切に

役場は、町民の幸せに貢献し町の発展を実現する「役に立つ所」です。
しかし、役場に来る人や町民の声・要望すべてに満足する答えを出すことは、非常に難しいことです。
ただ、要望などに誠実に対応することが、信頼関係を築きます。

6.率先垂範(そっせんすいはん)する

周りの人の協力を得るには、率先垂範の精神で物事に取り組むことが重要です。
他人の嫌がるような事にも真っ先に取り組む姿勢が、共感を生みます。
このことは、地域においても同様で、町民の信頼を得ることにつながります。

7.報・連・相とチームで取り組む

職場では、各自持ち場があり、職務に専念することが大事です。
しかし、一人で仕事を達成することが、困難な場合もあります。
独りで悩まず、上司に「報告・連絡・相談」(報連相)し、チームで進めていく体制を築きましょう。

8.コンセプトを立て、戦略的に行動し、結果を出す

町は、「自治体も経営する時代」との考えに基づき、経営資源(ヒト・モノ・カネ)を有効に活用し、町民の幸福と町の発展を実現していきます。
そのため、全ての施策に目標を設定し、その目標を達成するためのコンセプトを明確にし、コンセプトに沿った適切な戦略を練って、施策を推進しています。
このことにより、成功が得られ、よりよい町が創られていきます。

全体

9.自治体の常識・殻を打ち破る

時代の変遷とともに住民のニーズも多様化し、新たな課題に前例踏襲では対応できない事例も増えつつあります。
役場だからこうあるべきだとの固定観念にとらわれず、町民にとって何が最良で満足度を高めるかとの着想で果敢に挑戦しよう。

10.大局観を磨く

大局観とは、物事の全体を広い視野で捉え、成り行きや状況を把握する見方です。
物事が高度化・多様化する中で、複数の分野にまたがるケースも増えています。
そのため、多角的かつ長期的視点に立って全体を見渡すことができる能力を身に付けましょう。

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