令和2年度の「寄附金の使い道」実績

令和2年度ふるさと納税(寄附金)の使い道実績

 数ある自治体から本町へ寄附をいただき感謝いたします。

 寄附金の活用内容について報告いたします。

1.   物産館の支援に関する事業

「よかもん朝市支援事業」   寄附金充当額400,000円

 JR三股駅前に賑わいを生み出そうと「三股駅前よかもん元気会」が毎月第3日曜日に「物産館よかもんや」駐車場で開催する「よかもん朝市」の運営経費の一部を支援しました。

令和2年度は、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、通常開催は6・7月の2回のみ。これまでのような短時間に集客する方法にこだわらずコロナ禍でも開催できる代替事業として年末に福袋販売会や地元特産品が当たるハガキ抽選会を行いました。

0101_asaichi_2020_03.jpg (103 KB)

「物産館支援事業」   寄附金充当額800,000円

 町の物産を中心とした情報発信を担う拠点施設として、平成21年にJR三股駅隣にオープンした「三股町物産館よかもんや」の施設の機能強化や利用者へのサービス向上等を図るため活用しています。

 令和2年度は、老朽化した店内陳列台(4セット)及び花苗等陳列台(2台)の更新を行いました。以前よりもコンパクトサイズに変更したため、店内通路も広くなり新型コロナウィルス感染症対策も実施でき、花苗用については、出し入れがスムーズになり、種類も増やすことができました。 安心して地元産品が購入できることとなり、売上向上につなげることができました。

0102_よかもんや.jpg (25 KB)

2.    産業・観光を振興する事業

「空き店舗対策事業」   寄附金充当額1,000,000円

 町民の暮らしの利便性や地域の活性化のため、要件に該当する空き店舗等の再利用や有効活用により出店する事業者、土地又は建物を購入して開業する事業者に対し、出店に掛かった経費の一部もしくは固定資産税相当額を出店後1年経過した場合に補助金を交付しました。

 令和2年度は、飲食店や語学教室の3事業者に対して交付しました。新型コロナウイルス感染症の感染状況により、平時の開店ではなく難しい状況ですが、それぞれ対策を工夫しながら運営されています。

0201_空き店舗対策_202108.jpg (2.34 MB)

3.    教育・文化振興のための事業

「スクールバス運行事業」   寄附金充当額3,000,000円

 本町には、小学校が6校と中学校が1校あります。町東部の人口減少が進む地域にある梶山小学校と長田小学校の児童数減少対策のため、小規模特認校制度により、他校区から通う児童の送迎用にスクールバスを2台リースし、シルバー人材センターに運行業務を委託しました。梶山小学校は30名、長田小学校は49名利用しました。

03_school_bus_202105.JPG (4.26 MB)

4.    子育て・高齢者福祉事業

「子ども医療費助成事業(小学生及び中学生分)」  寄附金充当額10,000,000円

 児童の健康維持及び家計の負担軽減を図るため、小中学生の通院・入院・薬局にかかる医療費を一部助成しました。特に令和2年度は11月診療分から助成内容の拡充(通院1診療報酬明細書ごとに自己負担200円、薬局にかかる自己負担なし)により支援強化を図りました。小中学生の助成人数2,229人(入院28人・入院外2,201人)、延助成件数16,020件(入院47件・入院外15,973件)でした。

0401_子ども医療費_202109_mini.jpg (262 KB)

5.    自然・環境保護に関する事業

「剪定枝堆肥化事業」         寄附金充当額1,000,000円

 ごみの減量化・資源化を図るため、町内の各地域や学校などでのボランティア清掃活動や一般町民宅から搬出される直径10センチ以下の剪定枝をリサイクル(堆肥化)しました。

0501_堆肥化20210802_mini.jpg (133 KB)

「三股町ふるさとの森おこし事業」       寄附金充当額1,500,000円

 三股町の面積の約7割は森林です。森林は、動植物や土壌などの保護、自然環境の保全等の大きな役割を担っています。その森林が持つ機能の活性化を図るため、山林の伐採跡地や放置山林に広葉樹を植樹する経費の一部を支援しました。

 令和2年度は、町内に山林をもつ個人や団体の合計13件・3.97haにクヌギやヤマモミジなど9,450本が植樹されました。

0502_植え付け.jpg (2.54 MB)

「三股町下払助成事業」          寄附金充当額1,000,000円

 山林に木を植樹して数年は、幼木なので周辺の草の成長に負けてしまうので草刈りが欠かせません。でも、傾斜地での草刈り作業はかなり大変なものです。近年薬剤による下払除草が増加傾向にありますが、それを防ぎ動植物や土壌などの保護及び自然環境の保全を図るため、林齢5年以内の山林で作業員による下払い経費の一部を助成しました。令和2年度は、個人や団体、合計166件、103.53haの山林で下払いされました。

0503_shitabarai‗2020‗02.jpg (399 KB)

「旭ヶ丘運動公園アスレチック広場間伐事業」    寄附金充当額1,500,000円

 公園内のアスレチック広場は、広葉樹が植えられ自然に触れられる場所ですが、生い茂り少し暗い雰囲気でした。広葉樹を間伐したところ、木々の間から陽が差し込むようになり、安心して遊べる明るい雰囲気の広場になりました。

0504_asahigaokaasure_01_mini.jpg (140 KB)

6.    その他町長が必要と認める事業

 その他、町長が自信をもって厳選した事業に使わせていただき、本町の活性化に取り組みます。※寄附金の使い道を選ばれなかった場合、自動的に「その他町長が必要と認める事業」となります。

「スポーツ文化合宿補助事業」       寄附金充当額1,000,000円

 本町には、小規模な体育館が複数あり、旭ヶ丘運動公園の改良工事も行うなど体育施設の環境整備に力を入れており、中学校の部活動をはじめとしてスポーツが活発に行われています。また、町立文化会館を拠点に演劇ワークショップ「みまた座」など自主文化事業を開館以来継続して行っています。

スポーツや文化合宿を通じた交流人口を増加させるため、町内に宿泊してスポーツ・文化合宿を行う団体に対し、1人1泊あたりの宿泊費の1/2を支援しました。

令和2年度は、駅伝、バレーボールなどの合宿18件の利用がありました。

0601_ekiden2020_asahigaoka01.jpg (141 KB)

「旭ヶ丘運動公園整備事業」         寄附金充当額9,000,000円

 町北部にある昭和40年代に整備された旭ヶ丘運動公園は、野球場やソフトボール場も兼ね備えた運動公園です。陸上競技場の老朽化対策や避難機能を確保するため、平成29年度より暗渠排水工事、直線部100m8レーンと外周部300m3レーンの全天候型舗装施工事を行いました。

 令和2年度は、外周部300m5レーンの準全天候型舗装工事を行い完了しました。陸上競技者の練習、学生大会、町民のウォーキングなど幅広く利用されています。また、利用者からの要望を参考に野球場のグランド整備及び本部席雨漏りなど修繕、ソフトボール場のラバーフェンス改修、アスレチック広場の遊具塗装、陸上競技場の時計・照明設置など公園内全体の機能向上を図りました。

旭ヶ丘運動公園整備その2.jpg (133 KB)

※この他寄附金は、返礼品調達費や送料など事務費にも充当しております。

このページに関するお問合せ先