町長退任のごあいさつ
この度、三股町長としての任期を終え、退任することとなりました。
平成22年9月に町長に就任して以来、4期16年という長きにわたり町政を担わせていただきました。これまで町長として務めることが出来ましたのは、町民の皆さまの温かいご理解とご支援、そして町議会、自治公民館をはじめ各種団体、事業者の皆さま、さらには町職員の皆さんのご協力があったからであり、心から感謝申し上げます。
さて、この16年間を振り返りますと、様々な出来事があり、決して平坦な道のりではありませんでした。口蹄疫からの復興、新燃岳の大爆発による降灰対策、「新型コロナウイルス感染症」への対策など突発的な事象が発生しその対応に追われましたが、皆さまのご理解とご協力により乗り越えることが出来ました。そして、新たに取り組んだ5月の「町ドラ」、6月の「みまたモノづくりフェア」、1月の「みまたん霧島パノラマまらそん」などは、三股町の特性を活かしたイベントとして定着し、町の活性化に大きく貢献しています。
私は「住み続けたい、住んで良かった」と、町民の皆さまが実感できるまちづくりとして、子育てや教育、福祉、道路・上下水道などの生活基盤の充実をはじめ、文化・スポーツの振興、地場産業の活性化や、防災・安全対策など、町民の暮らしに直結する施策にも力を注いだところです。保育料の第一子の無償化や町中学校給食費の無償化、小中学校教室のエアコン設置、トイレの洋式化、オンデマンド交通の導入、補聴器補助、歩道整備などに取り組んできました。一方、50年続いた人口増加も令和4年以降減少に転じ少子高齢化が進行するとともに、自然災害の頻発・甚大化や物価高騰、人手不足など、社会を取り巻く環境も大きく変化しつつあります。
しかし、変動する時代においても、本町には、先人たちが築いてきた歴史や文化、豊かな自然、そして何よりも郷土を思い、支え合う町民の力があります。この町民の協働の力で新たな課題に立ち向かい、乗り越え、明るく希望に満ちた、発展する三股町を築いていって欲しいと思います。その一翼を担うのが、旧五本松団地跡地に展開する「交流拠点施設整備事業」と確信しています。
町長として最後まで務めることができたことは、私にとりまして大きな誇りであり、かけがえのない財産です。一方で、十分に成し遂げることが出来なかった課題もあります。それらについては、今後の町政の中で着実に前進して行くことを心から願っています。これからは一町民として、三股町のさらなる発展を見守り、応援してまいります。16年間、本当に有難うございました。
結びに、これまで私を支えて下さった皆さまに、改めて深甚なる感謝を申し上げるとともに、これからの三股町の限りない発展、そして町民の皆さまのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、退任のごあいさつといたします。
令和8年9月22日
三股町長 木佐貫 辰生
