都城島津三代 北郷久秀・弟忠通の墓

更新日:2017年2月15日

五輪塔と呼ばれる石塔の一種で、右側が北郷久秀、左側が弟忠通のお墓です。遺骨が納められているわけではなく、供養塔です。凝灰岩で造られており、町内に現存する五輪塔の中では良好な状態にあります。造立年代は不明です。大昌寺は、北郷久秀・忠通兄弟の菩提寺で、梶山小学校の北側にある梶山城跡(杉山)の南西麓に所在しましたが、明治時代初めの廃仏毀釈により廃寺となりました。   応永元年(1394年)に起こった梶山城での合戦(梶山合戦)で戦死した兄弟の菩提を弔うために、父義久(二代目当主)が大昌寺を建立し、歴代住職に守られた結果、2人のお墓は現代に伝わっているのです。

住所
三股町大字長田字中原
お問い合わせ先
三股町教育課生涯学習係 0986-52-9311