一般的な竹弓の芯材は櫨と竹の複合材を1層使いますが、小倉紫峯氏は性質や厚みの異なる複合材を3~5層に積層し芯材に使うことにより、狂いが少なく強く軽い弓を作っています。
竹弓の形「成り」は製作した弓師の特徴が表れるものですが、先代から受け継がれてきた竹弓の側面の細い側木に繊細な矢羽根模様の象嵌(ぞうがん)を施すことにより、芸術的にも優れ独創性の高い弓も製作しています。
また、製作に高度な技術を要す「ニベ弓」は、引き味が柔らかいため愛用者も多い弓ですが、毎年決まった時期にしか製作しないため注文販売となっています。
略歴
平成12年 2月 経済産業大臣指定伝統工芸士 認定
平成23年 3月 宮崎県伝統工芸士 認定
平成24年11月 宮崎県の卓越した技能者県知事表彰
平成27年 8月 森の名手・名人 認定
都城大弓についてはこちらをご覧ください。
- 住所
- 三股町大字樺山3987-2
- 電話番号
- 0986-52-2040
- お問い合わせ先
- E-mail:[email protected]
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